それなりにできるデジタル

それなりに出来る時代である。

デジタルの功罪については何回か別ブログでエントリーしたことがあるが、デジタルは誰でもそれなりに出来るようにしてしまったということを痛感した。

例えば、僕が最初にカメラを持ったのは小学生だったが、フルメカティックだった。
全て手動だった。
フィルムの入れ方も失敗して何もうつってなかったり、1ロールのうち半分がピンボケなんてのはしょっちゅう。
当時はスーパーカーブームで、ぼくは自分の家の前でスーパーカーが通るのを待って、それらしき車が来たらシャッターを切っていた。
よくわからないが、車を追いながらシャッターを切ったら「流し撮り」が出来ていた。
うれしかった。

こういった経験はデジタルカメラではできないだろうな、と思ったとともに、プロがとった写真と、そこそこそれなりに撮れた写真をあまりに多く目にしてしまうため、みんなはその差に気づきにくくなっている。

それなりに出来るけど、それ以上には出来ないデジタル技術が、万人のウデを押し上げているのは事実だ。

アマチュアとプロの差が縮まったというが、
プロとの境目は相変わらず歴然としているのに、それはみんなには届かない。
いや、届きにくい。

どうして?
そこの価値がウスくなってきているからだ。
そんなことはどうでもいいカンジ、になってきているように、と思える。

そんなデジタルが、案外ぼくは好きだ。
ぼくには合っていると思う。

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About Ryosuke Yamaguchi

いつも次を考えているmaltimanこと山口良介です。maltimanというHNでネットには昔からいます。ホントノ株式会社の代表をはじめ、野良IT、みどりの鳥、みどりーむネクスト、などいろいろやっています。

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