クリエイターのテンションを下げる「いつくらいに出来あがりますか?」

写真はイメージです

「いつくらいに出来あがりますか?」は非常にテンションが下がる。
「いつやりますか?」はイイ線ついているが、後回しにしてしまうのがバレてしまう。
※写真はイメージです。本文と直接関係はありません。

つまり、「いついつに欲しいのですが」と希望を述べてから、上記を問うのが正しい。

こちらも、「いつくらいに出来あがりますか?」と聞かれたら、「いつくらいに出来上がればいいのですか?」と問い返す訳なので、ひとつ設問が減る。

「いついつにあるといいのですが、どれくらいで出来ますか?」
と聞かれたら、
「なんでいついつにあるといいんですか?」と問い返してしまう。

「こういう理由で、こうこうこうだから、いついつにあるといいんですが、そちらの状況はどうですか?」
まわりくどい。

こんだけ言うなら、
「どんな感じですかね?」とライトに聞いてくれた方が会話のキャッチボールが進むような気がする。

ここで、気の利いた、アメリカンジョークなどどうだろう。

「おお!なんてこった!今何時だと思ってるんだい?昼飯前だぜ?(もしくは帰宅前だぜ!)」
日本語にすると、
「ええ、そうですね〜、今調度昼前なんで、まず昼飯行っていいですか?」

「いい度胸だ、月末のこのタイミングに頼んでおいて、さらにどれくらいで出来るかって?」
日本語にすると、
「いや〜、今日は五十日ですよ、何言っちゃってるんすか?」

「そこをなんとか…」
というのもよく飛び出る技です。

つまり、忙しいのは重々承知している!でも、俺の頼みを聞いてくれ!といった感じです。
この技は相手との関係値にもよって効果を発揮する場合と、逆にものすごいダメージとなる場合があります。

そこをなんとか… するには、何か特別なことが必要なはずですよね。

「そこをなんとか… ○●するから!」
この「○●するから!」が出ればまだいいが、「そこをなんとか…」
の一点張りではこちらも頷きにくい。

こうやってビジネスは複雑怪奇なやりとりを日々繰り返し、「駆け引き」という名で浪費されていく。

世の中のルールは明確だ。

  • 順番がある。割り込みはダメ
  • より重症な患者から診る
  • 特急料金やグリーン車の存在がある
  • 弱いものは助けられるべきである

このルールには誰もが頷けるはずだ。(少なくとも日本人であれば)

でも、実際にはルールは破られ、道ばたのすみに追いやられる。

優秀な人は、「いついつまでにやります!」と自ら宣言するという。
これはある意味簡単だが、これが出来る本当に優秀な人は、そのタスクの重要度、難易度、時間のかかり度を瞬時に見極め、なおかつ相手との関係値も鋭く見分け、的確に返答するという本当に限られた優秀な人のみである。

凡夫がその真似をして、「はい!いついつまでにやります!」と高らかに声をあげたところで、
「そんな簡単なコトなのに、そんなにかかるの?」と突っ込まれるだけであります。

なので、凡夫は、いついつまでにやります!とか言わないで、素直に、
「出来上がりの希望日はありますか?」というのが営業の鏡である。
そして、凡夫は、前述の世の中のルールを思い出せばよい。
順番に頭の中で処理すればよいのだ。

「順番がある。割り込みはダメ。」
→そうだ、この前にもっと大事なお客様からのタスクがあるんだ、ここは勇気をもって後回しになることを上手く伝えなければ!

「より重症な患者から診る。」
→この人の締め切りより、もっと全然早い締め切りがある!その締め切りを優先せねば!

「特急料金やグリーン車の存在がある。」
→その要求を通すには、外注の力を借りなければ出来ない!つまり料金を上乗せしないとダメだ!

「弱いものは助けられるべきである。」
→自然界では弱い者が食べられるだけである。

世の中は複雑すぎる。

答えはまた明日。

Share This!

About Ryosuke Yamaguchi

いつも次を考えているmaltimanこと山口良介です。maltimanというHNでネットには昔からいます。ホントノ株式会社の代表をはじめ、野良IT、みどりの鳥、みどりーむネクスト、などいろいろやっています。

WebSite Facebook Twitter Instagram Google Plus Linkedin Flickr Tumblr

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

答えを入力してください * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.