ケーブルビジネスと端子ビジネスとワイヤレス化

ケーブル代表USBアイキャッチ

ケーブル代表USB

ケーブルの陳腐化がここ数年激しい気がします(図はそんな中でも長持ちしているUSB規格)。
特に地上はデジタル化したテレビまわりは、加速度的に変化しています。
でも、その割に未だにコンポジット(赤、白、黄のやつ)とかは生きていたりする。
でもD1(実はアナログ規格)とか、iLink(いろいろな呼び方がありましたがIEEE1394)とか、その辺りはもう見当たらないのです。

HDMIが現在主流と言われつつも、VGAは未だマストだったり。

なぜこんなことを急に言い出したかというと、HDD録画が急速に進んだ時に購入した、ちょうど10年前くらいのウチにあるHDD録画マシンの背面端子群を見て、思ったからなのです。

なぜかアウトプットにはRGBコンポーネントとかあって、
今の人が見たら全く使い方の意味が分からない端子が所狭しと並んでいて、今有用な端子が一切付いていなかったというオチでした。

もちろん10年前のモノに、そういったコトを求めるのは間違っているかもしれません。
私自身、デジタル系のハードは持って3年だと思っていますし…。

そして、そこには確たる市場原理が存在していることにも気づいています。
特にAppleのような、なんでこんな端子にするの?といったビジネスを展開している所もあります。
(Appleはプロダクツのパワーが強いのでこの付属品ビジネス展開が可能な訳ですが…)

そしてそれに付いて回る「端子変換」市場も見逃せません。
先ほどの通り、数年経過したハードをお持ちの場合、端子がどれも適合しないといった問題を解消するために、この端子変換ケーブルビジネスが成り立っている訳です。
いくら、古い規格の端子とはいえ、一定数の方がそれを必要としている訳ですから、ビジネスとしてはニッチだとしても成り立つのでしょう。

そう考えると、これだけ無線化とデジタル化が進んでいる世の中で端子を必要とするものは、もはや電源くらい(それも無線化がどんどん進んでいます)で、「ケーブル・端子」という考えが古いような気もします。
(ケーブルは強いて言うなら光ファイバーはいるか…)

無線の規格もたくさんあり、それらを送受信する機器の価格もそんなに高いとは思えない現代。
「端子」は場所をとるばかりで、金型も穴が多くなれば複雑になるわけですし、つなぐ距離が長くなればそのケーブルの材料費もばかにならないという邪魔者的な存在か?
そこまでいうと悲しいので、業務用(有線の信頼性は揺るぎないものですよね。目で見てつながっているのが確認できますから)は別として、一般生活者向けのケーブル市場は、古い物を変換するだけの「端子変換市場」だけにして、後はワイヤレスに進んで行くのだと思います。

目視で確認出来るケーブルという概念を、前時代的なものととらえ、ワイヤレスがスタンダードだと若者は肌身で感じているはずです。
線がなくても「あれ、これつながっていないの?」みたいな。

となるとケーブル市場が激化するのは、残された電源だけとなります。というわけで「ワイヤレス充電」の市場がヒートアップするのもうなづけますね。

ただ、これだけ電波が行き交う時代は未だかつてなかったと思うので、この電波群が生物の身体におよぼす影響だけは早めに研究したほうが良いですかね。

 

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About Ryosuke Yamaguchi

いつも次を考えているmaltimanこと山口良介です。maltimanというHNでネットには昔からいます。ホントノ株式会社の代表をはじめ、野良IT、みどりの鳥、みどりーむネクスト、などいろいろやっています。

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