想像もつかない宇宙の長い年月のわずかな人生という限られた時間の中のさらに日々の小さなモーメントをこんなにも味わえる「生命」というものはなんと幸せなコトでしょうか

すごい実験表紙

空気は目で見えません

「すごい実験」を読了。出版は2011年なのでちょっと前ですが、今さら読了。

今熱いのは素粒子物理学ですが、まさにマックスからミニマム、超ミクロを超えた、もうなんだかわけがわからない大きさに到達しています。
とのかく、すごい実験の数値はすごいのです。

例えば、

宇宙の大きさは
10000000000000000000000m
です。
一方、ニュートリノの大きさは、
1/1000000000000000000m(より小さいらしい)

これはもう具体的なイメージを超えてしまいます。

そう、このスケール感=0の多さの面白さが、ハイパーマクロとハイパーミクロの世界を近づけるのです。
我々が普段目にしているもののスケール感は、壮大な尺度の中のほんの一部だと分かると、安心するのは私だけでしょうか?

他にもいけてる数値を紹介しましょう。 (全て本からの引用なので興味のある人は読んでください)

粒子が一周1.6kmを2秒間で300,000周まわる速度まで加速させる。
2秒間で30万周。1600mのトラックを

ですよ。

ぼくはこのまえマラソンで、10kmを50分で走って満足顔。
しかも、粒子を加速させるために、2秒間に30万回背中(粒子の)をはじくそうです。ブランコにのっている人みたいにタイミングよく。
これが可能なのが日本の技術力だそうです。

明日から世界に向かって胸をはっていいと思います。
「うちの国ってさあ、粒子を2秒間で30万回、ピンってはじいて光に限りなく近い速度まで加速させられるんだぜぇ〜」って。

みなさんは原子について理科の授業で習うと思います。
いまとなっては原子は結構大きくて、原子核は陽子や中性子で構成されていて、電子はその周りをくるくる回っているだそうですが、

1秒間で6600兆回まわっているのだそうです(式ではじきだすとそうなる)。
秒速2200kmだそうです。

ただ、これは式で割り出しているだけで理論上の数値であり、実際は早すぎて特定出来ないそうです。

他にも、太陽から来ている光、つまり光子の数は1㎡あたり
1000000000000000000000個 だったり、
それに対して、ニュートリノは、600000000000000個(600兆個)だったり、

ニュートリノは地球を通り抜ける間に50億分の1しか減らない(つまり、50億個飛んで来たら、1つしか地球にぶつからないという意味。)だったり、

宇宙にある人間が知っている物質全て足しても5〜6%にしかならない(これはダークマターの存在で有名?)
だったりと、とにかく数字がもはや面白いです。

通り越してる感じがいいですよね。

そう考えると奇跡的に生きているんだなあーって感じます。
宇宙はとんでもなくでかい、でもその宇宙を知るには、とんでもなく小さなものを調べている。

まあ、明日も働く僕たちには、なんだか想像もつきません。
想像もつかない宇宙の長い年月のわずかな、人生という限られた時間の中の、
さらに、日々の小さなモーメントをこんなにも味わえる
「生命」というものはなんと幸せなコトでしょうか。

と思えば、私の悩みなど、まさに、どうでもいいんです。

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About Ryosuke Yamaguchi

いつも次を考えているmaltimanこと山口良介です。maltimanというHNでネットには昔からいます。ホントノ株式会社の代表をはじめ、野良IT、みどりの鳥、みどりーむネクスト、などいろいろやっています。

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