Work The Way You Live. グーグルのイベントなるものに行って来た

googleatomotokyoイメージ

Work The Way You Live.
Google Atomosuphere Tokyo というイベントでした。googleのイベントとして、普通の企業が開催するようないわゆるエンタープライズ向けのイベントだったことに少々期待が外れてしまった。いや、もちろんいいイベントでした。

まず、Googleが提供するサービスをフル活用する企業像というのがGoogleであることは間違いないが、それは難しいでしょう。Googleは特別な会社だ、ということを自負していますし、Googleみたいな会社がいっぱい世の中にあってもおそらく困るからです。にも関わらず、今回のイベントが普通だったという感想を抱いてしまったのです。

それが難しいのは分かっているので、より使いやすく、というよりは使い方を提案し、それを理解し、活用してもらうという戦略ですね。Google(ぼくはグー↑グルと発音していましたが、結構ネイティブではグー↓グルと発音するのですね)は、まず売り上げの広告頼みという現状を打破したいという目論みがあります。

それがエンタープライズ部門に力を入れ始めた大きな理由であることは言わずもがなです。コンシューマで磨かれた無償サービスを有償で高い信頼性を持って企業に使ってもらう、というサービス展開です。新たな収益源の柱として必然でしょう。

ぼく自身、Googleからアーリーアダプタ扱いされているのは、ちょっとうれしかったりするのが田舎もんです。
>>2007年よりGmailをメインで使用しています。
https://www.maltiman.com/?p=171

まず、検索を制覇したgoogleは次にGmailでメールを制覇。マップを制覇。カレンダーを制覇。現在制覇に精を出すのは、モバイルOS(つまりAndroid)とブラウザ(Chrome)です。

googleの推進するコンシューマで得たノウハウをエンタープライズにイイ価格で提供するというスキームは非常に有効です。

さらにgoogleは遅れている(という私は認識です)ソーシャルネットワークに、google+の導入をしきりに推し進めています。その理由はfacebook ももちろんですが、社内SNSという分野にハングアウトでググタス殴り込み、といった構図があるからです。

ハングアウトのライバルは実はSkypeや、AppleのFaceTime、他にもインターネットベースの遠隔会議システム(例えばV-CUBEとか)がターゲットです。

そして、ググタスページ機能と、google Docsを流用したフォーム機能を推します。
フォーム機能は、簡単に集計できますよー、顧客にアンケートを簡単にとれますよー、マーケティングにも使えますよー。ググタスページ機能は、顧客に簡単にWEB告知ができますよー、更新もソーシャルっぽくて簡単ですよー、といった具合です。

それら全てを内包してGoogle Appsは今や企業にかかせないですよー。でもセキュリティさえしっかりすれば…。というのがシステム管理部長のアタマについてまわるわけです。

そこでこのセキュリティさえつぶせばエンタープライズの顧客が大量に確保出来るー!ってなわけで現在営業に動いているわけです。

Work The Way You Live.を東京タワーの近くで
※Work The Way You Live.は今回のイベントのコンセプトワードです。

そもそもgoogleは、あらゆる情報をインデックスし、全ての人が利用出来るようにすること、というのを企業理念に掲げています。
googleはおそらく、情報という情報は誰でも見られて(検索できて)、活用されるべきだという理念に基づいてサービスをリリースしています。

つまり、googleのサービスは全て共有されるよう、なるべく共有出来るように造られてきたのです。あれだけ個人情報保護的な団体から反対をくらっても、google streetview はリリースされ、結果として支持を得てきています。

そんな中、セキュリティーって急に言われても舵を切るのは大変であります。
セキュリティーと共有は相反する要素なので、今、エンタープライズ向けサービスとして、セキュリティーってことを声高に叫んでいる現状がgoogleに見て取れたのです。
特にこのイベントにて。そしてそのセキュリティーを支えるベンダーさんもかなり大きな存在であることも、なんとなく普通の企業感が見て取れてしまったのです。

googleはいまや巨大企業なので、このエンタープライズ向けサービスを推進するのも維持するにも的確だし、MSの牙城が崩れ去ってきているのと、Appleはビジネス向けサービスにあまり興味がないということであれば、なおさらでしょう。おそらく、今後はAWSや、IBM的な所との競合も視野に入れてくると思います。

そして、最後はエデュケーション分野です。ここにどこまでgoogleが本気を出しているかは、計り知れませんでした。Appleは力を入れています。

さあ、ここでもドンパチやるのでしょうか?
いずれにせよ、日本という成熟市場においては、エンタープライズも、エデュケーションも特筆すべき分野ではないのです。

ただ、「教育は、開かれているべきだ」という思想に基づけば、googleの本来の力=情報は全ての人が閲覧できるようになるべきだという、本領が発揮できるのではないでしょうか?

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About Ryosuke Yamaguchi

いつも次を考えているmaltimanこと山口良介です。maltimanというHNでネットには昔からいます。ホントノ株式会社の代表をはじめ、野良IT、みどりの鳥、みどりーむネクスト、などいろいろやっています。

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