法人印鑑3本セットっていうけど3本もいるの?実印さえあればいいのでは?

ハンコ3本セット

また法人印鑑を作りました。今回のはすごく安いところを見つけて、お約束3本セット2,720円という一昔前では信じられない価格で作りました。
仕上がりも全く問題有りません。なので3本手元に届いたわけですが…。

ここで、法人印鑑ってなんで3本もいるの?という疑問。
まあ、実は株式会社を作った時も思ったのですが…。
私の経験上から法人印についてつらつらと書き記します。

結論「実印(代表者印)1本あれば良い」

特に設立当初は。

実印とは?

実印は「代表者印」ということで、ハンコ文化の日本において必要です。これが押してあるとなんでもまかり通る不思議な印鑑であり、登記する際に必要で、いわゆる印鑑証明書で証明される1本です。

これは必ず必要なので、諦めて作りましょう。でもこれだけあればOKです。他は要りません。なぜかは、印鑑ごとに後ほど説明していきます。

大きさは?

大きさですが、10.1mm以上30mm以内 と決められています。なのでそんなにデカイ必要もないのですが、中に入る文字数が個人より多いため、大きくないと何が書いてあるのか良く分からないといった事情が有ります。デカイ方が重厚感があるという単なる自己満足を満たしたい人は満たしてください。

ただ、実印一本しか作らないとなると、それを銀行印にも応用するわけで、あまりデカイとハンドリングは良くないです。おすすめは間をとって、18mm〜20mmくらいでしょうか?

形状は?

そして、ハンコの形状として、「天丸」と「寸胴」というのがあります。「天丸」はくびれがあり、なんとなくハンコとして格上なイメージです。実印は天丸が良いかと思います。寸胴はいわゆる普通の印鑑で円柱形状です。このあたり詳しくはハンコ屋さんのサイトで調べましょう。押しやすさはどちらも変わらず。美しい印影で押すにはハンコの形状ではなく押すときのテクニックです。
これから経営者になるものとして、ハンコの押し方が上手いと銀行の方とか、契約先の重鎮とかから「やるな。」と思われるかもしれません。

銀行印っているの?

銀行印と実印を分けなさいというルールはどこにも有りません。ではなぜ分けて銀行印なるものがいるのかというと、ATMや、キャッシュカードがまだそんなに普及していなかった時代の名残ではないかと私は思います。

つまり、銀行=窓口といった時代。特に法人は。

個人はATMでいいけど金額の大きな取引をする法人は実際窓口でないと入出金出来ないケースも確かに有ります。頻繁に印鑑を持ち出すのに、実印を使うのはちょっとどうか?といった理由から経理や庶務だけが使う権限がある銀行印なるものが必要なのです。

しかし、法人の多様化、小さな法人が比較的簡単な手続きで作れる現代。キャッシュカードでATM、ネットでの振込が当たり前になった現代。銀行印を使うのって口座を作る時くらいです(一回の取引が数千万円単位にならない限り)。

経理の人はキャッシュカード、いや、ネットから振り込みできればいんじゃね?的なレベルで有り、銀行印を使う機会もそんなにないのでは?

事実、私は銀行印は口座を作った時と、融資を受けたときくらいしか使わず、かなりタンスの肥やしとなっています。

角印っているの?

これも結論から言っていらないです。いわゆる法人の認印的な役割ですが、近年、請求書や領収書といった類の書類は電子化が進んでいます。PDFで良いというのが主流になりつつあります。飲食店もつつ〜っとプリントが出てきてなんとなくハンコを押している程度です。

そもそもこれらの書類に印鑑を押すという法的な義務はないのです。
印鑑がないと無効、と言ったルールがないので、ハンコ押す必要ないじゃん!的な話となり、適当に印影っぽい四角で赤いマークをパソコンで作って、それらしくドキュメントに配置してPDFにでもすれば問題ありません。もしくはそのままプリントアウト。

むしろ、PDFを改ざん出来ないようにロックをかける方が重要です。

そうなると角印は残念ですが全く必要なしです。
ちなみに、私は角印を作ったものの、印影をスキャンして取り込んでから一度も使っていないという有様です。

ゴム印っているの?

ゴム印も昔はマストと言われていました。住所、電話番号などが「段々になっているやつ」などは必要に応じて組み合わせて押せるという優れもので、これで住所をいちいち書かなくていいわ!という庶務の必須アイテムでした。

が、時代は変わりました。

前述の通り、領収証やら請求書もほとんどがプリントであり、住所や電話番号はあらかじめ入れておけばいいじゃんというのが普通です。封筒などもプリントしたラベルで貼るだけというのがほとんどですし、ゴム印の出番はかなり減ってきています。契約書などにもほとんど印刷されており、住所をたくさん書く機会は激減しました。

つまり、ゴム印はオフィスにプリンターがまだ普及していない時代(いつだよ!)の名残です。
もはや化石です。

まとめ

法人印、特に設立当初は実印(代表印)1本で良い。
また、設立時はちょっとでも経費を節約したい、というのもあります。
ちょっと会社の規模が大きくなったら銀行印を作っても良いかも(認め印もこれで対応)。
角印はなんか適当なソフトで印影を作ってデータ化しておきましょう。
ゴム印は要りません。

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About Ryosuke Yamaguchi

いつも次を考えているmaltimanこと山口良介です。maltimanというHNでネットには昔からいます。ホントノ株式会社の代表をはじめ、野良IT、みどりの鳥、みどりーむネクスト、などいろいろやっています。

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