ブログの登場とパーマリンクという概念がインターネットの情報量増加を加速させた?

たんぽぽの綿毛

ブログ後とブログ前のネット

インターネットとWEBサイトによって、情報の伝達が大きく変わった頃、企業が「ホームページを作れ!」とみんなして、企業サイトを一生懸命作ってYahooディレクトリに登録しろ〜って言ってた時代。
WWW(Wolrd Wide Web)の与えたインパクトはいうまでもありませんが、そこからほどなくして登場した「ブログ」について、2005年から細々とブログをやってる者としてエントリーします。

そして「ブログ」というものが登場してから、ネット上の情報量が爆発的に増えたと感じました。
ブログはWEBLOGという言葉が縮まって出来た、まさに「WEB」上の「LOG」なのですが、
個人の寸評サイト、日記サイト、ニュースサイト、オウンドメディアといった様々なサイト形態に進化して現在に至っています。
ブログ wikipediaはこちら>>

ブログは自分でも作れますが、一般的にはブログシステムを使った方がお手軽です。
はてなブログ、ライブドアブログ、アメブロなどその他、大手の提供するブログから始まり、ブログソフトと呼べる、Wordpress、Movable Typeなどなど、これらのシステム(ソフトウェア)を使って作られるサイトがいわゆるブログサイトです。今となっては、「ブログサイト」とあえて分ける必要もないかもしれませんね。

そして、これらの特徴を決定づけているのが、パーマリンクとトラックバックシステムです。
コメントもまあ、アリですが普及に貢献した特徴と考えると、とにかくパーマリンクです。

パーマリンク(固定リンク=個別ページURL)の重要性

パーマリンクは、一つの投稿(記事、エントリーなどと呼ばれます)に、個別のURLが出来ます。
これが劇的にWEBページをインターネット上に増やす原因となるわけですが。

ブログが登場する前までの、WEB上の日記ページ(diary.html)は、1ページ内にXX年XX月XX日、何々をしました〜的なものが箇条書きのように羅列されるのがほとんどでした。というかページを分けるという発想がありませんでした。

しかし、中に羅列するコンテンツが増えるにつれて、更新管理が手間になってきて、とにかく伸ばすか、どこかで分けるか、といったように何とかしなくてはならない状況になり始めます。そして、検索エンジン(Google)から見ると、このページは内容がコロコロ更新され、良く変わり、「結局何を言いたいのか良くわからないごちゃごちゃな謎のページ?」としてインデックスされてしまうのです。

そこで、ブログシステムは、日時を記録し、1つづつページに分けることでそれを解決したのです。
これがパーマリンクです。
ページ数は増えますが、それぞれのページの内容が明確になり、検索エンジンとしても、「そうかこのページはこの時の、この内容のことを言っているのだな。」と判断でき、検索する側にも有効な情報としてインデックスされ、提供できるようになったのです。

なのでパーマリンクは重要なのです。
たとえ、その内容が「今日は金曜、疲れた自分への美味しいご褒美スイーツ(ハート)」の1文しかなくても、検索エンジン(Google)としては、「あ、これはこういうページなんですね。」と伝わるわけです。
これが、ダイアリーページとして一緒くたになっていると、気分によって、ご褒美スイーツから、今日のランチから、政治経済の話題まで、1ページに収まることになり、たとえその中にすごく貴重な情報があったとしても、検索エンジンにそれが伝わりにくくなってしまいます。まあ、その人の日記としては価値があるのかもしれませんが、有名人でもない限り、見る人にとってはかなりつまらないものになります。

そういう意味でもこのパーマリンクは情報量を爆発的に増やすことになったのですが、誰もが有用・無用な情報を発信でき、それを検索できるようにしたという意味で、重要になったのです。

トラックバックとコメント機能はSNSへ

ブログシステムの特徴として、トラックバックとコメントという機能もほぼセットでくっついてくるので、触れておきますと……。
トラックバックは簡単に言うと「相互リンクを簡単に貼れる機能」なわけですが、その相互リンクの内容も、関連性が高いということに重要性があります。

あるブログ記事や日記に対して、「自分はこういう意見もあると思う」と言った内容をその人のブログにトラックバックすれば、本家の記事を書いた人も、それをたどって見ることができ、また他の人は違った意見や、同様な意見をWEB上に、関連づけて発信できると言うことになります。

これも検索エンジンからすれば、トラックバック=被リンク(他サイトから貼ってもらうリンク)ですから、関連性の高い被リンクが多い、ということはそのページの内容が情報として価値が高い。と言う判断材料につながるわけです。

コメントはコミュニケーション機能ですが、これらの主戦場は今となってはSNSへと場所を移しています。

しかし、トラックバックもコメントも「スパム」にやられてしまいました。
機能させるとめんどくさくなるくらいボットによるスパムが横行してしまい、今となっては昔ほど有効に作用していないと言うのが実情でしょう(もちろん、使えることは使えます)。
また、有名な記事に、くだらないトラックバックをつけて、自分のサイトへの流入を増やすと言う(まあ今もあるのですが)、人的スパムの問題もあります。

これらの機能に代わってSNSでシェアされた記事にそれぞれの方が意見をコメントしていく、と言うのが今の流れではないかと思います。
SNSでのシェアもある意味相互リンクに近い機能ですしね。

結果、情報量が急激に増えた

この誰もが簡単に情報を発信でき、検索もされやすいと言うブログシステムが、WEB上に爆発的に情報の増加をもたらしたと考えています。
もちろん、それと並行してソーシャルメディアの台頭も一役買っています。

誰もが情報を発信でき、誰もがシェアでき、誰もがそれに対して意見を述べられる(昔からそうなんですが、それが誰にでも閲覧できる形で発信できると言う点で違います)。

その仕組みにWEBとブログが大きく貢献したことは間違いない事実でしょう。

と言うわけで、今日も星の数ほどのたくさんの情報がWEB上にパーマリンクを持って公開され、それをGoogle先生が、一生懸命インデックスして、皆様の元へ届けているわけです。

About Ryosuke Yamaguchi

いつも次を考えているmaltimanこと山口良介です。maltimanというHNでネットには昔からいます。ホントノ株式会社の代表をはじめ、野良IT、みどりの鳥、みどりーむネクスト、などいろいろやっています。

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